ソロり、散歩たび。

あまり歩けない私ののんびり一人旅。(膝痛)

#001 京都日帰り旅行(2/7) 六波羅蜜寺 空也上人立像

※『#001 京都日帰り旅行(1/7) 出発から、京都/六波羅蜜寺まで』の続きです。

京都駅からタクシーで10数分、一人旅のきっかけとなった空也上人立像が展示されている六波羅蜜寺に到着しました。ほんの数分まで雨が降っていたとは思えない青空の下、六波羅蜜寺はとてもきらびやかなお寺でした。

 

 

まずは、お参りしなければならないと思ったのですが、靴を脱いで数段階段を上る必要があり、すでに膝が…という状態でしたので、非礼を承知で階段の下で頭を下げ、失礼しました。
また、お堂の前に痛いところを撫でると治るという「撫で牛」という石像があり、今すぐにでも膝を撫でたかったのですが、


※写真撮り忘れました。美術の成績2の画力で失礼します。
角に触れてはいけないそうです。


先客の方もいましたので、早々に空也上人像が展示されている「令和館」へ向かいました。(拝観料:600円)

 

 

中に入ると、展示は2階で15段ほどの階段があったのですが、こちらは手すりを頼りに上り、一番最初に見えたのが念願の空也上人立像でした。

 

※撮影禁止のため、六波羅蜜寺のWebサイトより画像をお借りしています。
 問題がある場合は直ちに削除致します。


大きさは120cm程かと思いますが、高い位置に飾られているため私からは見上げる位置にお顔があり、全体を見ると作品としての尊さを感じます。
が、半歩開いた足、横から見た時の首と背中の角度は生々しく、空也上人は人なのだという思いに変わりました。そして、照明の影響もあるのか、右横から見ると目が黒く光り、上からこちらを見ているようで少し緊張しました。

令和館には先に見学されている方が3名いたのですが、早々に私だけとなり、約700年も前に作られた作品と55才の私が同じ空間にいて、今もこうして人々の心を打つことに圧倒されました。今、この瞬間に東京に帰ることになっても後悔無しと思えるほど贅沢な時間を過ごすことができたのでした。

ちなみに、空也上人立像が作られたのは鎌倉時代で、作者は運慶さんの四男である康勝(こうしょう)さんです。
康勝さんの作品は他にもあるのでしょうか。調べてみようと思います。


さて、この後ですが、あまりの感激に六波羅蜜寺御朱印帳デビューをし、

 


趣味で集めている手ぬぐいを買って、六波羅蜜寺を後にしました。

 

 

また京都を訪れた際は、必ずや六波羅蜜寺に再訪します。
結局、「撫で牛」も撫で忘れてしまいましたし!

※『#001 京都日帰り旅行(3/7) 建仁寺と京都そばの「有喜屋」さん』へ続く。