2024年2月。
東京ステーションギャラリーで開催されている『みちのく いとしい仏たち』展へ行ってきました。
展示されている作品は、「円空作」「会津久兵衛作」と作者の名前が分かっているものもありますが、ほとんどの作品は仏師ではなく、例えば大工さんなど民間の人々の手によるもので作者は不明です。人体を精巧に模した作品とは違う自由な作風で、家族や村人など身近な人々が守られ、祈りを捧げられるよう作ったのではないかと感じる作品ばかりでした。展示名の「いとしい」という言葉には、作品が素朴で可愛らしいというだけではなく、そういった作者へのリスペクトが込められているのかもしれません。
今回、特に印象に残ったのは、一番最初に展示されていた作品でした。
北海道新幹線の工事中に見つかったとあり、大きさは30~40cmほど。全体として頭と体ということは分かりますが、顔の表情も胴の凹凸もほぼ消えています。ただ、体の中心に手を合わせていることが微かに分かる部分があって、祈りの気持ちは消えないのだと心打たれました。
※入館料は1,400円でした。
さて、展示を見終わる頃には、「膝痛っ…」となっていましたが、見学後のお楽しみといえばミュージアムショップです! 暫くベンチで休憩した後、満を持して店内へ…
展示期間も終盤ということで、絵ハガキも種類が少なくなっていましたが、今回展示を見るきっかけとなった山神(やまかみ)像のはがき、
※150円也
続いて展示とは関係ありませんが東京駅といえば、このペンギンのレターセット、
※715円也
数週間前、私のインスタの広告に突然現れ、オンラインショップを覗いて迷った末に買わずにいた金剛力士像の靴下(仏下(ぶつした)というそうですw)を購入しました。
※1,760円也
まさか実物を目にしてこの靴下を買えるとは! 箱の中にはこんなかわいいカードも入っていました。
※天上天下唯我独尊! 何かに貼ります。シールでないので糊でw
ショップにも長くいたせいか、膝の痛み爆発し、次の予定地までのタクシーで膝を摩ることになりましたが、良い展示と買い物に大満足でした。
最後に…
東京ステーションギャラリーは、東京駅舎内にあります。膝痛な私には、ありがたいロケーション! また、気になる展示があれば見に行こうと思います。